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気になる消費者金融系の金利情報を徹底解説

「急な出費があったので、何とか今日中にお金を用立てたい」「カードローンを申込みたいものの、勤続年数が短いので審査が不安」などといった人に人気なのが、即日融資も可能なスピーディー対応と審査の甘さが魅力の消費者金融系カードローンです。
しかし、消費者金融系カードローンについて、金利の高さが気になってしまうのも事実。

「少しでもその金利負担を軽くするために、どんな業者選びをすればいいのか」と、迷ってしまう人も少なくないでしょう。
というわけでここでは、消費者金融系カードローンの金利についての基礎知識と、少しでも負担を軽くするための「賢い業者選びのコツ」などをご紹介します。

消費者金融系カードローンの金利設定は高め

カードローン業界の中でも、消費者金融系の金利水準は銀行系と比べると高めになっています。
消費者金融系カードローンの金利はなぜ高いのか、その大きな理由として挙げられるのが、「貸し手側から見た、リスクの大小の差」です。

銀行系カードローンの場合、低金利が魅力ではありますが、その分審査が厳しく通りにくい、という側面があるんですよ。
これに対して、消費者金融系カードローンは審査が銀行系よりも甘い傾向があり、特に少額の申込みは、審査に通る可能性が銀行系よりもかなり高いと言えます。しかしその審査の甘さの分、延滞や貸し倒れが発生するリスクも高くなるのです。

また、消費者金融業者は「すぐにお金がほしいというニーズに応える」という意識が高いため、スピーディーな対応実現のためにコストをかけている部分もあると言えるでしょう。
「借りる際の敷居が低く、対応も早い」というメリットと引き換えに、高金利というデメリットが出てしまうというわけですね。

上限金利で選ぶべし！

「消費者金融系カードローンが高金利なのは分かっているけど、できれば、少しでも金利が低いところを選びたい」と考えているなら、上限金利を比較して選ぶのがおすすめ。
なぜ、下限金利ではなく上限金利を見るべきなのかというと「消費者金融系カードローンの新規申込みは、上限金利またはそれに近い金利が適用されるケースが多い」という事実があるからです。

なぜかというと、まず、消費者金融系カードローンは「年収の3分の1までしか貸せない」という総量規制の影響を受けるため、よほどの年収がないと、大きな利用限度額は認められません。
それに、自分が貸し手側の心理に立ってみれば分かりますが、今まで何の取引もなかった新規顧客に、いきなり数百万円貸してあげよう、という結論には、なかなかなりませんよね。

下限金利やそれに近い低金利は、あくまで「その消費者金融系カードローンの最大利用限度額またはそれに近い大きな枠」を持った人にのみ適用されるものなので、利用限度額が少ない人にとっては、無縁の数字なのです。

実際には、一般的な年収の会社員の場合、新規申込みで認められる利用限度額は100万円以下になることがほとんどです。パートやアルバイトなら、10万円から30万円程度でしょう。
このような利用限度額で、下限金利に近いレベルの低金利が適用されることは絶対にありません。だからこそ、上限金利を比較したほうが、正しい「損をしない選び方」ができるというわけなのです。

ちなみに、アコム・プロミス・アイフル・モビットの大手消費者金融カードローンの上限金利を比較すると、アコム・アイフル・モビットが18.0％、プロミスが17.8％となっていますので、この中ではプロミスがお得になりやすい、ということになります。

無利息期間のあるカードローンを選ぶべし

高金利と言われる消費者金融系カードローンで少しでも得をするためには「初回利用者に対する無利息期間サービスのあるカードローンを選ぶ」ということも重要。
「短期間の借入れなら、無利息期間のある消費者金融系カードローンのほうが銀行系よりも返済総額がお得になる」ということもあるくらい、このサービスの存在は大きいですよ。

大手消費者金融の中では、アコムとプロミスがこの無利息期間サービスを実施しており、どちらも無利息期間は30日間となっています。
ただし、この無利息期間サービスが受けられるのは初回のみで、さらにアコムの場合は「返済期日は35日ごとの契約にする」という条件を、プロミスの場合は「メールアドレス登録と、明細をWEB明細にすることの承諾」という条件を満たす必要があります。

どちらの無利息条件も、クリアすること自体は簡単ですが、この条件のことを忘れてしまっていては、せっかくの無利息期間サービスも「対象外」となってしまう可能性がありますので注意しましょう。

まとめ：低金利の実現は難しい・・・しかし

消費者金融系カードローンは、銀行系カードローンよりも金利が高めとなっていますが、その分、銀行系よりも審査が甘く、しかも対応がスピーディーというメリットがあります。

「なるべく甘い審査とスピーディー対応」のサービスが続く限り、消費者金融系カードローンの低金利実現はかなり難しい、という結論になるのですが、上限金利が低いところ、無利息期間サービスがあるところなどをうまく選べば、かなりお得になります。

こうした情報をまとめると、大手消費者金融のカードローンの中では、上限金利が他の大手消費者金融よりも0.2％低く、無利息期間サービスもあるプロミスが、一番のおすすめと言えるでしょう。