235 枚を審査基準や金利で徹底比較 ~


「カードローンって実際何のことなのかよく分からない」
こういった借入れに関する疑問を抱えている方は、実は多くいらっしゃいます。

カードローンとは、「カード会社からお金を借りる行為」のことです。

とても意味自体はシンプルなのですが、キャッシングと混ざって紹介されていたり、消費者系と銀行系のカードローンの違いが詳しく説明されていなかったりと正しい情報を得るのは苦労しますよね。

そこで、カードローンを200種類以上比較してきた管理人が、「カードローンとクレジットカードの違いって?」「銀行系カードローンとは?」など、よく聞かれる内容を分かりやすく説明していきます。

ここでの内容を確認するだけで、カードローンの基礎知識はバッチリ!

それでは早速みてみましょう!


まずは確認!カードローンの基礎知識

特徴は?

カードローンの特徴は、主に下記の2点があります。

■限度額の範囲内なら、何回でも借り入れできる
⇒利用限度額内なら、何回でもATMなどから借り入れすることが可能です。


■返済手段は分割を選ぶことが可能
⇒リボルビング払いを選ぶことにより、月々の返済額を一定に抑えることが可能です。

限度額のルールは?


限度額は年収の3分の1です。カードローンは総量規制という法律の影響を受けます。

この法律は「借入れは年収の3分の1以上行ってはなりません」という内容となっています。

よってカードローンは、あなたの年収の3分の1以上利用することはできません。


メリットとデメリットは?


■メリット
⇒枠内で自由に引き出せること。一度審査に通ってしまえば、期間内で何回でも引き出しが可能です。

また、返済金額が一定になることはメリットといえます。毎月、安定して返済を行っていくことが可能となります。

■デメリット
⇒メリットの側面なのですが、金銭感覚が狂いがちになるのがデメリットです。

自由にお金を引き出せることや、返済金額が一定ということからついついカードローンを利用しすぎるというケースが多くなっております。

クレジットカード決済と借入れの違いとは?

まずは基礎的な知識についてご説明してきました。

次はクレジットカードとの違いについてご説明していきます。
何かと混同されがちな2つですが、違うポイントが3つあります。

カードの種類が違う

クレジットカードはクレジットカード会社が発行するカードです。信販系のカードと呼ばれます。

カードローンが利用できるローンカードは、銀行もしくは消費者金融から発行されるカードです。銀行系のカード、もしくは消費者金融系のカードと呼ばれます。

それぞれの種類によって特徴が異なりますので、比較して自分の目的に合った種類のカードを選ぶことが大切です。


お金を手に入れるまでの手段が違う

例として、何かの商品をカード払いで購入するとします。クレジットカードの場合は商品代金をカード会社が立て替えてくれて、後でその代金を払うという仕組みとなっています。

カードローンの場合は、銀行もしくは消費者金融からお金を借りて、その商品を購入する流れです。

立て替えか、お金の借用かの違いがあるということです。

限度額が違う

クレジットカードでの借入れの場合は、相場として各社100万位のところがほとんどです。

カードローンは総量規制の影響を受けるものの、会社によっては約1000万の借入れが可能なところもあります。

大きな金額を借入れしたい場合は、クレジットカードよりカードローンがおすすめです。

カードローンの借り換えとは?

カードローンの使用目的として、借り換えをしたいという理由も多く見られます。

この借り換えというのは、今借りているカードローンより金利の低いカードローンに乗り換えることを指します。

どんなメリットがあるのか?

借り換えには、下記のようなメリットがあります。

■低金利になることにより、返済する利息が少なくなる
■金利以外に、メリットのあるカードローンを利用することができる

おまとめローンと何が違うのか?

おまとめローンとは、複数社の借入れを1社にまとめること。

例を述べると、5社の銀行もしくは消費者金融から借入れをしていたが返済を効率化するために1社でまとめて借入れをすることはおまとめとなります。

単純に金利の安い会社に乗り換える借り換えと、意味が違ってきます。

銀行系と消費者金融系の何が違うのか?


カードローンが銀行系と消費者金融系の2つに分けられることは、今まで説明してきた通りです。

では具体的にどんな違いがあるのかを、下記の表にてまとめました。



銀行系
消費者金融系
金利相場(年率)2~14%4~18%
最大借入額の相場500~1000万円500~800万円
審査難易度通りにくいやや通りやすい

銀行カードローンの方が金利は安めだが審査は難しめ、消費者金融のカードローンの方は金利が高めで審査は若干通りやすい傾向があります。

かといって「返済時に多く返さないといけないのなら銀行系に申し込もう」と安易に考えるのはおすすめしません。

なぜなら消費者金融系のカードローンは、多くの会社が30日間利息0サービスを行っているからです。

借入れしてすぐに返せる段取りがついているのなら、消費者金融系のカードローンを使うのもおすすめです!


リボ払いと比べるとどちらがお得なのか

よく質問をお受けする内容として「カードローンとクレジットカードのリボ払いはどちらがお得なの?」というものがあります。

どちらがお得なのかを比べる前に、この質問の比べる対象を同じにする必要があります。

カードローンは、銀行系もしくは消費者金融系のどちらかの会社からお金を借入れることです。返済手段を指してはいません。

どちらがお得なのかを正しく比べる場合は「カードローンで借入れたお金をリボ払いで返すのと、クレジットカードのリボ払いはどちらがお得なの?」という質問になります。

この場合お得になるのはどちらと一概に言うことはできません。

利息を抑えたい方、月々の返済額を一定にしたい方などのニーズによって、合う返済方式のカードを選ぶことをおすすめします。

リボ払いの返済方式はいくつも種類があるので、比較して自分にあった返済方式を選びましょう!

まとめ:借入れを理解して怖がらず利用する

ここまでカードローンの基礎知識を説明してきましたがいかがでしたか?

最後にポイントをまとめてみましょう。

■カードローンとは、カード会社からお金を借りること
■期間内なら何回も借入れが可能、限度額は年収の3分の1まで
■金銭感覚が狂いがちになるので気をつける
■カードローンは借り換えが可能であり、利息の負担を減らすことが可能
■銀行系と消費者金融系はそれぞれ特徴があるのでどちらを使うかは状況に応じて判断する
■返済方式は自分の返済プランに合わせて選択する


なんとなく怖いイメージがあるカードローンも、仕組みを理解して使用すればお金が必要な時にとても役立つ手段となります。

ここでのご説明が、あなたのカードローンを理解する手助けになれば幸いです。
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